【マニアック】同じ役満でも点数が2倍に!? Mリーグと雀魂の役満ルールの違い|四暗刻単騎・国士13面
この記事の結論
- 雀魂は難しい形の役満を2倍にする。Mリーグは形では2倍にしない
- ただし違う役満が2つ重なれば、Mリーグでも2倍
- Mリーグには数え役満がない(三倍満が上限)
ネット麻雀の雀魂(じゃんたま)で麻雀を覚えた人が Mリーグを見ると、「四暗刻単騎なのにダブル役満じゃないの?」「国士無双で暗槓をロンしないの?」と戸惑うことがあります。役満は、ゲームと競技のルールで扱いが違うところがいくつかあるからです。
この記事では、Mリーグ・雀魂・天鳳で役満のルールがどう違うかを表で比べ、それぞれの考え方と、仲間と打つ前に確かめておきたい項目をまとめました。
同じ手でも、遊ぶ場所で点数が2倍に
違いの一覧表
| ルール | Mリーグ | 雀魂 | 天鳳 |
|---|---|---|---|
| 四暗刻単騎 | 役満 | ダブル役満 | 役満 |
| 国士無双13面待ち | 役満 | ダブル役満 | 役満 |
| 純正九蓮宝燈 | 役満 | ダブル役満 | — |
| 大四喜 | 役満 | ダブル役満 | — |
| 役満が2つ重なる(字一色+四暗刻など) | ダブル役満(2つで2倍) | — | — |
| 国士無双で暗槓をロン | できない | できる | できない |
| 数え役満(13翻以上) | なし(三倍満まで) | — | — |
Mリーグは公式のルール、雀魂・天鳳はWikipedia「国士無双 (麻雀)」「四暗刻」の比較表と、雀魂の役の一覧を載せた攻略サイトによります。「—」は確かめられなかったもので、各ゲームのルールの画面で確かめてください。ゲームのルールは更新されることがあります(2026年10月時点)。
ひとことで言うと、雀魂は「難しい形の役満を2倍にする」ルール、Mリーグは「形では2倍にしない」ルールです。プロ団体やフリー雀荘も、四暗刻単騎をダブル役満にしないところがほとんどとされています。
四暗刻単騎・国士無双13面待ちは、ダブル役満か
四暗刻を単騎待ち(最後の1枚を雀頭で待つ形)であがる「四暗刻単騎」と、国士無双の13種類どれでもあがれる「国士無双13面待ち」は、同じ役満の中でも特に珍しい形です。
四暗刻単騎の例(北の単騎待ち):
国士無双13面待ちの例(么九牌13種類が1枚ずつそろっていて、どれを引いてもあがれる):
このほか、九蓮宝燈で9種類どれでもあがれる形の「純正九蓮宝燈」と、風牌4種類をすべて3枚ずつそろえる「大四喜」も、ダブル役満にするかどうかが分かれる役です。
ダブル役満にする考え方(雀魂など)
- 難しさに見合った点数:同じ役満でも出る回数がまるで違う。珍しい形ほど大きく報われる
- 盛り上がる:めったに見られない形を、特別な演出と点数で楽しめる。ゲームとして見せ場になる
ダブル役満にしない考え方(Mリーグ・多くの競技団体)
- 役満はあくまで1つの役:待ちの形で点数を変えない。四暗刻をツモってもロンしても、単騎でも、同じ四暗刻
- 点数の振れ幅を抑える:1回のあがりで勝負がほぼ決まってしまうのを避け、半荘全体の内容で競う
点数は、役満が子32,000点・親48,000点、ダブル役満なら子64,000点・親96,000点です。同じあがりでも、ルールによって32,000点の差がつきます。
役満が2つ重なったら(役満の複合)
「形によるダブル役満」とは別に、違う役満が2つ同時に成り立つ場合があります。たとえば、字牌だけで四暗刻を作れば字一色と四暗刻の2つです。
Mリーグの公式ルールでは、この役満の複合は認められていて、2つなら2倍、3つなら3倍です。つまり Mリーグにもダブル役満はあり、「四暗刻単騎だから2倍」ではなく「役満が2つあるから2倍」という考え方です。雀魂で慣れた人が混乱しやすいのは、この2つが別の話だという点です。
国士無双で、ほかの人の暗槓をロンできるか
ほかの人がカンした牌であがる役を搶槓といいます。ふつうは、ポンした3枚に4枚目を足す「加槓」のときだけロンでき、手の中で4枚そろえて伏せる「暗槓」はロンできません。
ところが国士無双だけは、暗槓でもロンできるとするルールがあります。国士無双は么九牌を1枚ずつ集める役なので、ほかの人に同じ牌を4枚持たれると、その牌であがれなくなります。せめて暗槓した瞬間にあがれるようにする、という考え方です。
- できる:雀魂など、多くのネット麻雀(Wikipediaの比較表による)
- できない:Mリーグ(公式ルールで、暗槓への搶槓はどんな場合も成り立たない)・天鳳
Mリーグを見ていて「暗槓されたのに国士の人がロンしない」のは、このルールの違いです。
13翻以上は役満か(数え役満)
役満ではない役をたくさん重ねて13翻以上になったとき、役満と同じ点数にするのが数え役満です。Mリーグには数え役満がなく、役満以外の役は三倍満が上限です。ドラを大量に乗せても、Mリーグでは三倍満(子24,000点・親36,000点)で止まります。採用しているゲームや雀荘もあるので、ここも打つ前に確かめたい項目です。
雀魂からMリーグを見るときのポイント
| 場面 | 雀魂での感覚 | Mリーグでは |
|---|---|---|
| 親が四暗刻単騎でロン | 96,000点 | 48,000点 |
| 子が国士無双13面待ちでツモ | 64,000点 | 32,000点 |
| 国士無双を待っているときに、ほかの人が暗槓 | ロンできる | ロンできない |
| ドラを重ねて13翻 | ゲームの設定による | 三倍満 |
Mリーグのルールの全体は「Mリーグ2026-27 完全ガイド」、プロ団体ごとの違いは「麻雀プロ団体とルールの違い」で比べています。
打つ前に、対局する人と確かめておく
仲間内で打つときは、どちらのルールが正しいかではなく、その卓でどうするかを先に決めておくことが大切です。役満が出てから「ダブルでしょ」「いや1倍」と揉めると、せっかくの役満が気まずい思い出になってしまいます。打ち始める前に、次の4つだけ聞いておきましょう。
- 形によるダブル役満はあるか四暗刻単騎・国士無双13面待ち・純正九蓮宝燈・大四喜。迷ったら「なし」(競技と同じ)か、雀魂に慣れた人が多ければ「あり」
- 役満が2つ重なったら2倍か字一色+四暗刻など。認めるルールが多い
- 国士無双で暗槓をロンできるかできる/できないを決めておく
- 数え役満はあるか13翻以上を役満にするか、三倍満で止めるか
ほかの細かいルール(ダブ東の雀頭の符・ダブロンなど)は「麻雀ルールの分かれ目」、打つ前に決める項目の全体は「打つ前に決める10項目」にまとめています。
集計係の目線:役満のルールが違っても、入れるのは最後の持ち点
ダブル役満にするかどうかで、あがった人の点数は大きく変わりますが、半荘のスコアの計算そのものは変わりません。まじゃすこでは最後の持ち点を入れるだけで、ウマ・オカまで入れたスコアになります。役満が出た試合も、ほかの試合と同じように記録して、通算の成績に残せます。
よくある質問
Q. Mリーグにはダブル役満がないのですか?
A. 「形によるダブル役満(四暗刻単騎など)」はありませんが、「違う役満が2つ重なったとき」は2倍になります。たとえば字一色と四暗刻が同時に成り立てばダブル役満です。
Q. 一般的なルールはどちらですか?
A. 競技(プロ団体・Mリーグ)やフリー雀荘では、四暗刻単騎などをダブル役満にしないところがほとんどとされています。ネット麻雀は、雀魂のようにダブル役満にするものと、天鳳のようにしないものに分かれます。仲間内では、打つ前に決めておけばどちらでもかまいません。
Q. 役の条件をまとめて確かめたいです
A. 役満を含む役の一覧は「役・リーチ・ドラ・鳴きの基本」、地方やゲームだけの役は「ローカル役満・ローカル役の一覧」にあります。
まとめ
- 雀魂は四暗刻単騎・国士無双13面待ち・純正九蓮宝燈・大四喜をダブル役満にする。Mリーグ・天鳳はしない
- Mリーグにも「役満が2つ重なったらダブル役満」はある
- 国士無双で暗槓をロンできるのは雀魂など。Mリーグ・天鳳はできない
- Mリーグに数え役満はなく、三倍満が上限
- 役満を確定させる牌を鳴かせたときの責任払い(パオ)は「パオ(包・責任払い)とは」で計算問題つきで解説
- 仲間内では、どれが正しいかより「打つ前に決めておく」こと
出典:Mリーグ ルール(役満の種類・役満の複合・暗槓への搶槓・点数の上限)/Wikipedia「国士無双 (麻雀)」「四暗刻」(ネット麻雀ごとの細目の表)。牌のイラストは まじゃすこ オリジナルです。2026年10月時点で確認できた内容です。
役満が出た試合も、ほかの試合と同じように記録しよう。
まじゃすこを無料で使ってみる