友人と麻雀を始めるのに必要な持ち物リスト|初心者向け準備ガイド
「今度、家で麻雀やろうよ」となったとき、意外と迷うのが何を用意すればいいかです。この記事では、友人と自宅やスペースで麻雀を始めるときに必要なものを、優先度つきでリストにしました。
最低限必要なもの
- 麻雀卓、またはマット:本格的な自動卓でなくても、牌が滑りにくい麻雀マットが1枚あれば十分に打てます。
- 麻雀牌:4人打ちなら136枚セットが基本です。3人麻雀では、このセットから萬子の2〜8を抜いて使えばOKなので、専用セットは必要ありません。
- 点棒:持ち点をやり取りするための棒です。セットに同梱されていることがほとんどです。
- サイコロ:親を決めたり、配牌の位置を決めるのに使います。2つあると便利です。
牌とマットを選ぶときの目安
初めて自前でそろえるときに迷いやすいのが、牌のサイズとマットの種類です。実際に使ってみての目安を紹介します。
- 牌のサイズ — 一般的な家庭用は26〜28mm。雀荘の全自動卓の牌はやや大きめです。手が小さい人や卓が狭い場合は26mm前後が扱いやすく、迫力重視なら28mm以上。迷ったら28mmが無難です。
- マットの種類 — ラバー製のロールマットが定番で、テーブルに敷くだけで牌の音がぐっと静かになります。サイズは60〜69cm四方が主流。洗い出し(牌を混ぜる)のスペースを考えると、テーブル自体は70cm四方以上あると快適です。
- 点棒の内訳を確認 — セットによっては点棒の枚数構成が違います。25,000点持ちで配りきれる構成か、買う前に確認しておくと当日慌てません。
どこで買う?(新品・中古の注意点)
麻雀セットは家電量販店やおもちゃ売り場、通販で手に入ります。急がないなら通販がサイズや静音性の比較をしやすくおすすめです。中古で買う場合は、点棒の欠品と牌の欠け・変色を必ず確認してください。特に点棒は1本足りないだけで配りきれなくなるので、内訳のチェックは必須です。譲ってもらったセットで遊ぶときも、最初に136枚そろっているか数えておくと、対局中の「牌が足りない!」事故を防げます。
場所と環境の準備
意外と当日に効いてくるのが環境まわりです。4人で2時間以上座り続けるので、椅子の座り心地と照明の明るさは事前にチェックしておきたいポイント。また、牌をかき混ぜる音は下の階に響きやすいので、集合住宅ならマット必須+夜は時間帯に配慮、が安心です。長丁場になるときは換気と水分補給も忘れずに。

あると便利なもの
- 点数早見表:符・翻から点数を調べる紙の早見表。最初のうちは手元にあると安心です(点数の仕組みは「麻雀の点数表(翻・符)完全早見表」でも紹介しています)。
- 時計・タイマー:持ち時間を決めて打つ場合や、終わりの時間を決めておきたいときに便利です。
- 飲み物・軽食:長時間の対局になりがちなので、休憩をはさめるように準備しておくと快適です。
意外と忘れがちな「スコアの記録手段」
牌や点棒は忘れる人が少ないのですが、実は半荘全体のスコアをどう記録するかを決め忘れて、対局中にバタバタすることがよくあります。紙とペンでも記録はできますが、半荘ごとに手計算するのは地味に手間がかかりますし、字が汚くて読めない、合計が合わない、といったトラブルの元にもなりがちです。
この点は、事前に「スマホでスコアを管理する」と決めておくだけで、当日がぐっと楽になります。
幹事の段取りチェックリスト
モノの準備と同じくらい大事なのが、当日の段取りです。私が幹事をやるときは、この順番で進めています。
- 前日まで — ルールをグループLINEで共有(持ち点・ウマ・チップの有無・チョンボの扱い)。当日に決めようとすると、だいたい始まりが30分遅れます。
- 開始前 — 席決め(つかみ取り)→ 起家決め → ルールの最終確認。ルールのすり合わせ方はマナーとチョンボの記事も参考に。
- 1半荘目の終わり — スコアの記録方法を全員で確認。ここで記録がグダつくと、以降ずっとグダつきます。
準備リストのまとめ
- 麻雀卓またはマット
- 麻雀牌一式
- 点棒
- サイコロ
- (あれば)点数早見表
- スコアを記録する方法(紙 or アプリ)
よくある質問
Q. 全自動卓がなくても大丈夫?
まったく問題ありません。マット+手積みでも対局の中身は同じです。洗牌(牌を混ぜる)と山積みに少し時間がかかるだけなので、その時間も含めて仲間内の麻雀の楽しみと考えるのがおすすめです。
Q. 3人しか集まらなかったら?
3人麻雀(サンマ)に切り替えましょう。萬子の2〜8を抜けば同じセットで遊べます。ルールの違いは三麻と四麻の違いの記事にまとめています。
Q. 初心者がいるとき、他に準備しておくものは?
役の早見表をもう1枚多めに用意しておくと親切です。あとは基本役10選のような入門記事のURLを事前に送っておくと、当日の飲み込みがまるで違います。
人数と場所で、持ち物リストはこう変わる
ここまでのリストは「基本セット」です。ただ、何度かセット麻雀を回していると、同じリストで足りるのは「4人・自宅・いつもの部屋」のときだけだと分かってきます。人数が増えたとき、場所を借りたとき、帰省先で急に打つことになったとき。足りなくなるものはその都度違います。
| 持ち物 | 4人・自宅 | 5人以上・自宅 | レンタルスペース | 屋外・帰省先 |
|---|---|---|---|---|
| 牌・マット | 自前1セットで十分 | 同じ1セットでOK | 備品の有無を事前確認 | ケースごと持参。マットは省かない |
| 点棒 | 標準の内訳のまま | 予備の千点棒が数本あると安心 | 内訳は当日まで不明と考える | 紛失しやすいので開始前に本数確認 |
| 座る場所 | 椅子か座布団を4つ | 抜け番の分も含めて人数分 | 備え付けの椅子の高さを確認 | 座布団かクッションは必須 |
| 電源まわり | ほぼ不要 | 延長コードが1本欲しい | コンセントの位置を先に確認 | モバイルバッテリー |
| 記録手段 | スマホ1台でも回る | 全員のスマホで共有したい | 同左 | 電波が弱い場所は要注意 |
| その他 | — | 抜け番が座る椅子 | 卓から見える時計 | ゴミ袋・ウェットティッシュ |
見落としやすいのが5人以上のときです。抜け番の人は卓につかないので座る場所が足りませんし、点棒のやり取りを見ていないぶん、スコアが共有されていないと自分が何番手か分からないまま次の半荘に入ります。抜け番のスマホにも同じスコアが出ていれば、卓に戻るときの説明が要りません。回し方は5人以上での回し方の記事に。
帰省先や旅行先は荷物を減らしたくなる場所ですが、マットだけは削らないほうがいいというのが私の結論です。実家のダイニングテーブルで直に打つと牌の音が響きますし、天板に傷が入ると後日おだやかでない話になります。
設営と片付けは「卓を置く前」と「点棒を戻すとき」で決まる
設営でやること
卓を広げる前に決めておくと、あとで動かさずに済みます。
- 動線を先に確保する — 立つ人が通る道を空けておきます。詰めると、誰かが立つたびに卓が揺れて山が崩れます。
- 照明の真下に卓の中心を合わせる — 端に寄せると、一人だけ手牌に影が落ちる席ができます。
- ケーブルを卓の上に通さない — 卓を横切るケーブルには、牌も点棒も必ず引っかかります。延長コードは卓の外周に回します。
- 飲み物の置き場を卓の外に作る — 台や椅子を1つ寄せるだけで、こぼれ事故がほぼ消えます。
あって助かったもの
- 座布団は人数分+1枚 — 余りは高さ調整に使います。ローテーブルは2時間で腰にきます。
- 口数の多い延長コード — 全員が充電を始めると口数は必ず足りなくなります。
- ふた付きの飲み物 — 牌は水濡れに弱く、濡れたまま重ねると表面が傷みます。
- 予備の点棒 — 千点棒は卓の下に落ちて行方不明になる筆頭です。数本あると止まらずに済みます。
- 卓から見える時計 — スマホは伏せていると見えません。終わりの時間を決めているなら置き時計が一番もめません。
なくて困ったもの
- ペン1本 — 記録がアプリでも、その場で決めた細かい取り決めを書き留める紙とペンは使います。決める項目は打つ前に決める10項目に。
- 点棒の内訳メモ — 片付けで各自が適当に戻すと、次回の開始時に配りきれません。
- ひざ掛け — 冷房の効いた部屋では、途中から集中力が落ちます。
片付けは牌と点棒の数から
次に集まったときの「点棒が配りきれない」は、かなりの頻度で起きます。原因はたいてい前回の片付けにあります。
- 点棒を集め、開始時の内訳に戻してからケースに入れる。
- 牌を数える(四麻は136枚、三麻で萬子の2〜8を抜いているなら108枚)。
- 座布団の下と卓の下を見る。落ちた牌と千点棒はほぼここにあります。
- マットは巻いて立てて保管する。折り目がつくと牌が傾きます。
- スコアはその場で確定して共有する。合わないときは点数が合わないときのチェックリストを。
持ち物でよく聞かれること
Q. レンタルスペースを借りるとき、先に確認することは?
卓や牌の備品の有無、テーブルの大きさ、コンセントの位置、退出時間、音の制限です。備品ありと書いてあっても、点棒の内訳がそろっているかは当日まで分かりません。開始前に数える時間を10分ほど見ておくと安心です。
Q. 牌が1枚足りないことに気づいたら?
まず座布団の下、卓の下、牌ケースのトレーの隙間を探します。見つからないとき、足りないのが萬子の2〜8なら三麻に切り替えれば打てます。もともと抜いて使う牌だからです。それ以外の牌なら、その日は素直に切り替えるのが早いです。
Q. 飲み物をこぼしてしまったら?
牌はすぐ乾いた布で拭き、濡れたまま重ねないこと。マットは拭いたあと、完全に乾くまで巻かないでください。湿気がこもって匂いが残ります。
スコアの記録は、スマホ1台で済ませられる
「まじゃすこ」を使えば、点棒での点数のやり取りはそのままに、半荘全体の集計だけをスマホで管理できます。会員登録もインストールも不要で、URLを送るだけでメンバー全員のスマホに同じスコアが同期されます。持ち物リストに紙とペンを入れる代わりに、スマホさえあれば準備は完了です。
持ち物は牌とスマホだけ。集計はまじゃすこで。
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