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5人以上で麻雀を打つときの回し方|抜け番の決め方と成績が不公平にならない見方

麻雀は4人でやるゲームですが、麻雀会に集まる人数はたいてい4人ちょうどではありません。5人、6人、7人。卓は1つしかない。誰かが必ず外れる——この「抜け番」をどう回すかで、その日の満足度はけっこう変わります。

この記事では、5〜8人で卓が1つのときを中心に、抜け番の決め方・時間の使い方・そして試合数が違う人同士の成績をどう比べるかまでまとめます。最後の論点が意外と抜けがちで、ここを決めていないと最後に「打った回数が違うのに合計で比べるのはおかしくない?」と言われて、その日の順位が宙に浮きます。

まず決める:抜け番を「順番」にするか「くじ」にするか

方式やり方向き不向き
順番固定あらかじめ順番を決め、1試合ごとに1人ずつずらす公平。全員の試合数が自然にそろう。基本はこれ
くじ・ランダム毎試合その場で決める盛り上がるが、試合数に偏りが出る
希望制休みたい人が自己申告休憩を取りやすい。ただし遠慮する人が損をしやすい

迷ったら順番固定にしてください。理由は単純で、これだけが「全員の試合数がそろう」ことを保証してくれるからです。試合数がそろっていれば、あとの集計で悩む必要がありません。

人数別:何試合で全員が一巡するか

順番固定にした場合、参加人数と同じ試合数で全員が1回ずつ抜けることになります。これを知っていると「今日は何試合やる?」の答えが決めやすくなります。

人数1試合あたりの抜け全員が1回抜けるまで各自の試合数
5人1人5試合4試合ずつ
6人2人3試合2試合ずつ
7人3人7試合4試合ずつ
8人4人2試合1試合ずつ

ここから読み取れる実務的なコツが1つあります。試合数は「人数の倍数」で区切ると、全員の試合数がぴったりそろいます。5人なら5・10・15試合、7人なら7・14試合。逆に5人で8試合みたいな半端な数で終わると、4試合打った人と3試合の人が混在します。

6人・8人は「1試合あたり2人以上抜ける」

6人だと毎試合2人が外れます。外れた2人が手持ち無沙汰にならないよう、抜け番の人に記録係や次の卓の準備を任せると場が回ります。8人なら卓を2つ立てるのが理想ですが、1卓しかないなら東風戦にして回転を上げるほうが、待ち時間が短くて満足度が高くなります。

5人のときの回し方(いちばん多いケース)

5人はセット麻雀でいちばんよくある「半端な人数」です。順番を A→B→C→D→E と決めて、1試合ごとに抜ける人をずらします。

試合抜け番対局する4人
1試合目AB・C・D・E
2試合目BC・D・E・A
3試合目CD・E・A・B
4試合目DE・A・B・C
5試合目EA・B・C・D

5試合で一巡し、全員が4試合ずつ打った状態になります。あとは6試合目から同じ順番を繰り返すだけ。この表を紙に書いて卓の横に置いておくと、毎回「次は誰が抜けるんだっけ」を確認する手間がなくなります。地味ですが、これがあるかないかで進行の速さが変わります。

抜け番の時間をどう使うか

半荘なら50〜70分、東風戦でも25〜35分。この時間をどう扱うかを決めておくと、抜け番が「損な時間」ではなくなります。

本題:試合数が違う人の成績をどう比べるか

ここが一番の論点です。順番固定できれいに一巡できればいいのですが、現実には途中参加・途中抜けが必ず起きます。「19時から来たDさん」「23時で帰ったEさん」がいる状態で、その日の順位をどう決めるか。

比べ方は3つある

指標意味向いている場面
合計スコアその日に稼いだ総量全員の試合数がそろっているとき
平均スコア合計 ÷ 試合数。1試合あたりの成績試合数がバラバラのとき
平均着順着順の平均値。2.50が基準(四麻)調子の良し悪しを一番素直に表す

試合数が違うなら、合計スコアで順位をつけてはいけません。8試合打った人と3試合の人では、そもそも稼げる量が違います。だからといって平均スコアだけで決めるのも乱暴で、1試合しか打っていない人がたまたま大トップを取ると、平均だけ突き抜けます

実務的な落としどころ

私が使っているのはこの2段構えです。

  1. その日の「優勝」は合計スコアで決める。ただし対象は規定試合数を満たした人だけ — 「今日は5試合以上打った人が対象」と先に宣言しておきます。プロ野球の首位打者に規定打席があるのと同じ発想です。
  2. 全員の成績は、合計・平均・平均着順を並べて見せる — 順位は1つでも、数字は複数見せる。これだけで「打った回数が違うのに」という不満はほぼ出なくなります。

大事なのは、どの指標で決めるかを打ち始める前に宣言しておくことです。終わってから決めると、必ず「その決め方だと自分が不利になる」人が出ます。ルールを事前に決めるべき項目についてはセット麻雀のルールの決め方にチェックリストがあります。

平均着順の読み方

四麻の平均着順は2.50が全員の期待値です。それより小さければ上振れ、大きければ下振れ。三麻なら2.00が基準になります。

平均着順(四麻)ざっくりした意味
2.00 前後かなり良い。トップと2位が多い
2.50 前後ちょうど平均どおり
3.00 前後下振れ。ラスが目立つ

ただし試合数が少ないうちは平均着順もぶれます。4試合で全部2位なら平均着順2.00ですが、これを「実力」と読むのは早すぎます。数十試合を重ねてはじめて意味のある数字になるので、1日の成績としては「今日は運が良かった/悪かった」の目安くらいに捉えるのがちょうどいいです。

大人数のときの進行のコツ

紙のスコア表だと、ここが一番つらい

回し打ちの集計が面倒なのは、試合ごとに参加者が違うからです。紙のスコア表は「4人の列」を前提に作られているので、5人以上になると誰かの列が毎回空欄になり、最後に縦に足すときに空欄を飛ばしながら計算することになります。しかも試合数が人によって違うので、平均を出そうとすると「この人は何試合打ったっけ」を数え直す羽目になります。

まじゃすこでは、メンバーを最大40人まで登録しておいて、試合ごとに「今回打つ人」を選ぶだけです。抜け番の人はその試合の計算に含まれず、合計・平均・平均着順は一人ひとり自動で集計され続けます。試合数が違う人同士も、同じ表の中で合計と平均を並べて見られます。10人以上の会でチーム対抗戦をやる場合の組み方は麻雀を10人以上で楽しむ方法にまとめました。

よくある質問

Q. 5人で、1人だけずっと抜けたがらない人がいます

順番固定にしてしまうのが一番角が立ちません。「ルールだから」で回るようになります。希望制にすると、遠慮する人ばかりが抜け番になり、じわじわ不満がたまります。

Q. 途中で帰る人の成績はどう残す?

帰った時点までの記録をそのまま残せば十分です。合計だけで比べると不利に見えるので、平均スコアと平均着順もあわせて表示すると納得感があります。まじゃすこの成績表はこの3つが常に並んで出ます。

Q. 8人いる場合、卓を2つに分けるべき?

卓が2つ用意できるなら分けたほうが待ち時間はゼロになります。ただし2卓に分けると成績を1つの表にまとめにくくなる点は注意が必要です。1卓で回すか、2卓に分けて後で合算するかは、その日の目的(たくさん打ちたいのか、全員で1つの順位を競いたいのか)で決めてください。

Q. 抜け番の人も点数を入力していい?

むしろおすすめです。打っている4人は自分の点棒を数えるのに集中しているので、抜け番の人が入力係を担当すると進行が速くなります。共有URLを開いていれば誰でも入力できるので、係を固定する必要もありません。

まとめ

抜け番があっても、成績は自動で積み上がります。

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