【マニアック】【図解】麻雀の「なぜこの数字?」に全部答える|136枚・王牌14枚・満貫8,000点の理由
この記事の結論
- 34種類×4枚=136枚。王牌14枚・満貫8,000点にもすべて理由がある
- 基本点は符×2の(翻+2)乗。「+2」は場ゾロの2翻
- 25,000点持ちの30,000点返しは、差の20,000点がトップのオカになる
麻雀には、決まった数字がたくさん出てきます。牌は136枚、王牌は14枚、満貫は8,000点、積み棒は1本300点、25,000点持ちの30,000点返し。覚えるだけだと大変ですが、なぜその数字なのかが分かると、ぐっと覚えやすくなります。
この記事では、麻雀に出てくる数字の理由を、計算で確かめながら紹介します。
牌にまつわる数字
136枚:34種類×4枚
数牌が萬子・筒子・索子の3種類×一〜九で27種類、字牌が風牌4種類+三元牌3種類で7種類、合わせて34種類。それぞれ4枚ずつあるので、34×4=136枚です。同じ牌が4枚なので、刻子(3枚)を作ると残りは1枚、カン(4枚)で全部そろいます。
13枚:あがりの14枚から1枚少ない
あがりの形は4面子1雀頭で、3枚×4+2枚=14枚。手牌はそこから1枚少ない13枚で、1枚引いて14枚になったときにそろっていればあがりです。だから「あと1枚」の聴牌という状態が生まれます。
王牌14枚:山の7トン分
山の最後の7トン(上下2段×7列=14枚)は王牌として残し、ツモりません。中身は、カンをしたときに引く嶺上牌4枚と、ドラ表示牌の場所10枚です。
この数は、ちょうどつじつまが合っています。カンは1局で最大4回なので、嶺上牌は4枚。ドラ表示牌は最初の1枚+カンごとに1枚で最大5枚、その下の裏ドラ表示牌も5枚で、合わせて10枚。4+10=14枚です。ただし、王牌はドラができる前からあったもので、ドラに合わせて14枚にしたわけではない、と説明されています(Wikipedia「王牌」)。
左の端が開門の側。3トン目の上段をめくってドラ表示牌にし(この例は三筒→ドラは四筒)、カンのたびに右へ1枚ずつめくる。下段は裏ドラの場所
カンをして嶺上牌を取ると、山の最後の牌を王牌に回して、王牌は14枚のまま保ちます。そのため、カンがあると海底牌がずれます(「海底・河底」で計算しています)。
ツモれるのは70枚
136枚から王牌14枚と、4人の配牌13枚×4=52枚を引くと、山からツモれるのは70枚。4人で割ると1人17〜18回ほどです。1局で引ける回数は意外と少ないことが分かります。
点数にまつわる数字
2の(翻+2)乗:「+2」は場ゾロ
点数のもとになる基本点は、符×2の(翻+2)乗で計算します。この「+2」は場ゾロと呼ばれる2翻です。もともとはサイコロのゾロ目で翻が増えるルールがあり、それが「いつも場に2翻ある」形に変わって、式に残ったものです(Wikipedia「麻雀の得点計算」)。翻が1つ増えるごとに点数がほぼ2倍になるのも、この式が2の乗数だからです。
たとえば子の30符1翻は、30×2の3乗=240が基本点。ロンでは×4で960、100点未満を切り上げて1,000点です。
5翻からは満貫で頭打ち(基本点の上限2,000)
子は×4、親は×6:だから親は1.5倍
基本点は、子が払うときは1倍、親が払うときは2倍です。子があがると「子2人×1+親×2」で基本点の4倍、親があがると「子3人×2」で6倍になります。6÷4=1.5倍。親の点数が子の1.5倍なのは、この払い方から来ています。
満貫8,000点:基本点の上限2,000
基本点は2,000を上限とし、それを超えたら満貫として2,000にそろえます。子は2,000×4=8,000点、親は2,000×6=12,000点。跳満は基本点3,000、倍満は4,000と、決まった値になります。子の30符4翻は基本点1,920で、計算すると7,700点。満貫のすぐ手前です(30符4翻を満貫に切り上げるルールもあります)。
100点未満は切り上げ
計算した点数は、払う直前に100点未満を切り上げます。点棒のいちばん小さいものが100点棒なので、それより細かい点はやり取りできないからです。
積み棒1本300点:3人×100点
連荘や流局で積み棒(本場)が増えると、あがったときに1本につき300点が加わります。ツモのときは3人が100点ずつ払うので、合わせて300点。ロンのときも同じ300点を、放銃した1人が払います。1本1,500点にするルールもあります。
持ち点にまつわる数字
25,000点持ちの30,000点返し:差の分がトップに
4人が25,000点ずつ持って始め、終わったら30,000点を基準に計算します。足りない5,000点×4人=20,000点は、オカとしてトップがもらいます(スコアでは+20)。トップを取ることに大きな価値を持たせる仕組みです。
ここにウマ(10-30なら、1位+30・2位+10・3位−10・4位−30)が加わって、半荘のスコアが決まります。くわしくは「ウマ・オカ入門」にあります。
東南戦は8局:親が2回ずつ
東場で4人が1回ずつ親をして4局、南場でもう1回ずつで4局、合わせて8局(連荘がなければ)。全員が同じ回数だけ親をするように作られています。
麻雀の数字・一覧表
| 数字 | 理由 |
|---|---|
| 牌136枚 | 34種類×4枚 |
| 手牌13枚 | あがり(4面子1雀頭=14枚)の1枚前 |
| 王牌14枚 | 7トン分。嶺上牌4+ドラ表示牌の場所10 |
| ツモれる牌70枚 | 136−14−52 |
| 2の(翻+2)乗 | +2は場ゾロの2翻 |
| 親は子の1.5倍 | 基本点×6と×4 |
| 満貫8,000点 | 基本点の上限2,000×4 |
| 積み棒300点 | 3人×100点 |
| オカ+20 | (30,000−25,000)×4人 |
| 東南戦8局 | 4人が親を2回ずつ |
集計係の目線
4人の最後の持ち点を足すと、25,000点持ちなら必ず100,000点になります(供託のリーチ棒が残っていなければ)。合わないときは、点棒の数え間違いか、供託の扱いを確かめましょう。原因の探し方は「点数が合わないときのチェックリスト」にまとめています。最後の持ち点がそろえば、まじゃすこがウマ・オカをつけたスコアを自動で出します。
よくある質問
Q. なぜ符は10符単位に切り上げるのですか?
A. 符も基本点の計算に使う数字で、細かい差をまとめて計算しやすくするためです。切り上げることで、点数の種類が少なくなり、早見表で引けるようになります。
Q. 三麻だと数字は変わりますか?
A. 変わります。二萬〜八萬を抜くと牌は108枚、持ち点は35,000点などになります(「三麻のルールの分かれ目」)。
まとめ
- 136枚=34種類×4枚、手牌13枚=あがりの1枚前、王牌14枚=7トン
- 2の(翻+2)乗の+2は場ゾロ。親が1.5倍なのは×6と×4の違い
- 満貫は基本点の上限2,000、積み棒は3人×100点、オカは差額の20,000点
出典:Wikipedia「麻雀の得点計算」「王牌」。数字はすべて計算して確かめました。2026年10月時点の内容です。
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