【プロ試験】【2026年】麻雀プロになるには|プロテストの日程・試験内容・費用を団体別に
この記事の結論
- 麻雀のプロは資格ではなく、プロ団体に入ることでなる
- 多くの団体はプロテスト(筆記・面接・実技)に合格して入会。RMU・麻将連合は段階を踏む
- 日程・試験内容・費用を団体ごとの表で比べられる
Mリーグを見て「自分もプロになりたい」と思った人は少なくないはずです。麻雀のプロは、国家資格のようなものではなく、いずれかのプロ団体に入ることでプロになります。入り方は団体によって違い、多くはプロテスト(筆記・面接・実技)に合格して入会しますが、段階を踏んでプロの資格を得る団体もあります。
この記事では、主な5団体の入り方を、公式サイトで公開されている募集要項や過去の実施例をもとにまとめました。必要な知識と例題、プロになってからリーグを上がっていく道筋まで紹介します。団体ごとのルールの違いは「麻雀プロ団体とルールの違い」も合わせて読んでください。
プロへの道のり
団体ごとの入り方(一覧)
| 団体 | 入り方 | 回数・時期 | 試験の内容 | 準備の場 |
|---|---|---|---|---|
| 最高位戦日本プロ麻雀協会 | プロテストに合格して入会 | 年2回(前期・後期) | 過去問と論述の問題を公開 | 最高位戦アカデミー(東京・関西) |
| 日本プロ麻雀協会 | プロ試験に合格し、新人研修を受けて正式合格 | 年2回(前期・後期)。地域ごとに試験日がある | 筆記(論述・麻雀問題・一般教養)・面接・実技 | 合格後の新人研修(必須) |
| 日本プロ麻雀連盟 | プロテストに合格して入会 | 公式サイトで告知 | 筆記・面接・対局などと紹介されている | 道場など |
| RMU | リーグ戦でポイントを積み、審議を経てプロの資格を得る | ― | 入会テスト=プロテストという形を取らない | アスリートコース |
| 麻将連合 | 会員になったあと 審査に合格=「ツアー選手」 条件を満たす=「認定プロ」 | ― | ツアーライセンス審査(筆記・実技・面接) | 選手育成会 |
「―」は公式の情報で確かめられなかった項目です。最新の募集要項は、必ず各団体の公式サイトで確かめてください。
日本プロ麻雀連盟は、プロテストを受けたプロ雀士へのインタビュー動画を公式チャンネルで公開しています(2025年度の募集のときのものです)。
【2025年度プロテスト応募受付中!】日本プロ麻雀連盟プロテストを受けてみて【プロ雀士にインタビュー】
出典:日本プロ麻雀連盟(YouTube)・14分58秒・https://www.youtube.com/watch?v=Lp8m7sAWT_k
プロテストの案内のほか、鳳凰戦などタイトル戦の対局をほぼすべて配信。プロになった人がどんな舞台で打つのかが分かる
試験の実施例
日本プロ麻雀協会(直近の募集の例)
公式サイトの募集ページには、次のような流れと日程が掲載されています(地域ごとに試験日と締め切りが違います)。
- 申し込みフォームから申し込む
- 自動返信メールで届く「履歴書」と「回答用紙」を、締め切りまでに事務局へ送る
- 試験の案内が届き、当日に試験(筆記・面接・実技。終わるのは20時ごろ)
- 結果が郵送で届く。正式に合格するには、新人研修への参加が必要
| 会場 | 試験日 | 書類の締め切り |
|---|---|---|
| 関東本部 | 5月30日(土)または31日(日) | 5月18日(月)必着 |
| 関西本部 | 6月14日(日) | 6月3日(水) |
| 福岡 | 5月31日(日) | 5月20日(水) |
| 東海 | 6月13日(土) | 6月3日(水) |
| 北海道 | 6月27日(土) | 6月17日(水) |
受験料は2万円で、試験の当日に会場で払います。受けられる人の条件として、「協会の目的と義務を果たし、麻雀界の発展に貢献する意欲がある」「協会を通した配信対局やメディアの企画に制限なく出られる」ことが挙げられています。年齢の条件は書かれていません。
最高位戦日本プロ麻雀協会(次回の予定)
最高位戦の入会にはプロテストの合格が必須で、年2回行われます。次回の第52期前期プロテストは、東京(2027年1月30日・31日のどちらか)、大阪・札幌・仙台(1月31日)、名古屋・新潟・福岡(1月30日)で予定されています(日程は変わることがあります)。募集要項は申し込み開始の前で、締め切りや受験料はまだ発表されていません。公式サイトでは、第49期後期から第51期前期までの過去の問題と解答、論述の問題が公開されているので、受ける前に必ず目を通しておきましょう。
RMU・麻将連合(段階を踏む仕組み)
RMUは、ほかの団体のように「入会テストに合格したらすぐプロ」という形を取っていません。まずアスリートコースの会員としてリーグ戦(令昭位戦のB〜Dリーグ)に出てポイントを積み、基準を満たすと審議を経てプロの資格が与えられます。麻将連合は、会員になるのは自由で、その中から審査(筆記・実技・面接)に合格した人が「ツアー選手」になり、さらに条件を満たすと「認定プロ」に認定されます。審査は合格の基準に届く人がいなければ「合格者なし」になる、絶対評価の形です。
- アスリートコースの会員
- リーグ戦でポイントを積む令昭位戦のB〜Dリーグ
- 審議を経てプロ
- 会員になる入会は自由
- ツアー選手審査(筆記・実技・面接)に合格
- 認定プロさらに条件を満たす
必要な知識と、例題
公開されている試験の内容から、準備しておきたい知識は次のとおりです。
| 分野 | 求められること |
|---|---|
| 点数計算 | 符と翻から点数を正確に、速く出せる。 親・子、ロン・ツモの違いも |
| 何切る(牌効率・判断) | 手牌から何を切るか、理由とともに答えられる |
| ルール・競技規定 | 受ける団体のルールを理解している(一発・裏ドラの有無、チョンボ、途中流局など) |
| 論述 | 麻雀界や団体についての考えを、自分の言葉で書ける |
| 一般教養・面接 | 配信・メディアに出る前提の、社会人としての受け答え |
| 実技 | 実際の対局での所作(積み方・発声・点数の申告)と打ち方 |
以下は、この記事のために作った練習問題です(実際の試験問題ではありません)。
例題1:点数計算
子が40符3翻でロンしました。何点ですか?
答え:5,200点。基本点は 40×2の5乗=1,280。子のロンは基本点×4で5,120、100点未満を切り上げて5,200点です。
例題2:符の計算
門前で、中(チュン)を暗刻で持ち、カンチャン待ちでロンしました(雀頭は数牌、ほかの面子は順子)。符はいくつですか?
答え:40符。副底20+門前ロン10+么九牌の暗刻8+カンチャン待ち2=40符。中の1翻なら、子のロンで1,300点です。
例題3:何切る
一二三萬・四五六筒・七八九索・東東・四索五索・八筒 の14枚。何を切りますか?
答え:八筒。八筒を切ると、東が雀頭、四索五索の三索・六索待ちのテンパイになります。ほかの牌を切るとテンパイが崩れます。
点数の仕組みは「翻・符の点数早見表」、半荘のスコアの計算は「スコア計算の基本」で復習できます。
プロになってからの道
- 団体のリーグ戦に出る:プロになると、団体のリーグ戦(たとえば最高位戦はA1〜D3の10段階)に下のほうから参加します。1年(1期)ごとに成績で昇級・降級が決まります。
- 上のリーグとタイトルを目指す:最上位のリーグで勝つと、その団体の最高峰のタイトル(鳳凰位・最高位・雀王など)の決定戦に進めます。トーナメント型のタイトル戦や新人向けのタイトル戦(新人王戦など)もあります。
- 配信対局・メディアに出る:成績を残すと、配信対局や大会に呼ばれる機会が増えます。
- Mリーグのドラフトで指名される:Mリーグの選手は、毎年のドラフト会議でチームから指名されます。タイトルやリーグの実績、配信での存在感が評価の材料になります。
主なタイトルと現在の保持者は「麻雀の主なタイトル戦と現在のタイトル保持者」、Mリーグのドラフトとチームは「Mリーグ2026-27 完全ガイド」にまとめています。
集計係の目線:自分の成績を数字で残しておく
プロを目指すなら、まず自分の実力を数字で知ることが大事です。仲間内の対局でも、平均着順・トップ率・ラス率を記録し続けると、自分が「押しすぎ」なのか「守りすぎ」なのかが見えてきます。リーグ戦の昇級・降級も、結局はこうした数字の積み重ねで決まります。まじゃすこのマイページでは、Googleでログインすると、自分の成績(平均着順・スコアの推移など)がずっと残ります。
よくある質問
Q. 年齢制限はありますか?
日本プロ麻雀協会の募集要項には、年齢の条件は書かれていません。新人王戦のように、年齢や入会年数に条件があるタイトル戦はあります。
Q. プロになると対局でお金がかかりますか?
リーグ戦の参加費や年会費の有無・額は団体によって違い、公式サイトで公開されていないこともあります。説明会や募集要項で確かめてください。
Q. 地方に住んでいても受けられますか?
日本プロ麻雀協会は関東・関西・福岡・広島・東海・香川・北海道・沖縄、最高位戦は東京・大阪・札幌・名古屋・新潟・福岡・仙台で試験を行う予定が公開されています。
まとめ
- 麻雀のプロは、プロ団体に入ることでなる。多くはプロテスト(筆記・面接・実技)に合格して入会
- 最高位戦と日本プロ麻雀協会は年2回。協会は受験料2万円、合格後の新人研修が必須
- RMU・麻将連合は、リーグ戦や審査を経て段階的にプロの資格を得る
- プロになったら、リーグ戦の昇級 → タイトル → Mリーグのドラフト、という道がある
出典:日本プロ麻雀協会 プロ試験/最高位戦 プロになるには・最高位戦プロテスト・団体概要/Wikipedia(日本プロ麻雀連盟・RMU・麻将連合)。2026年10月時点で公開されていた内容です。例題はこの記事のオリジナルです。
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