【Mリーグ】【図解】ポイントは2回半分になる|大逆転が起きる持ち越しの計算
この記事の結論
- 次の段階に進むたびにポイントは半分。シーズン中に2回半分になる
- 差も半分になるので、大逆転が起きやすい
- 架空の6チームで最後まで計算して確かめる
Mリーグは、レギュラーシーズン・セミファイナル・ファイナルの3段階で優勝を決めます。そして次の段階に進むときには、それまでのポイントが半分になって持ち越されます。レギュラーシーズンで大きくリードしたチームが、最後に逆転されることがあるのはこのためです。
この記事では、架空の6チームでシーズンを最後まで計算して、半分持ち越しで何が起きるかを確かめます。
仕組み:2回、半分になる
- レギュラーシーズン全10チームが戦い、上位6チームがセミファイナルへ
- セミファイナルレギュラーシーズンのポイントを半分にして始め、上位4チームがファイナルへ
- ファイナルセミファイナルを終えたポイントを、さらに半分にして始め、最後に1位のチームが優勝
半分にすると、チーム間の差も半分になります。レギュラーシーズンで150ポイント差だったチーム同士は、セミファイナルを75ポイント差で始めます。
計算してみる①:セミファイナル
架空のA〜Fの6チームが、レギュラーシーズンを下の成績で終えたとします。セミファイナルは半分から始まり、セミファイナルの成績を足して上位4チームがファイナルに進みます。
| チーム | レギュラー | 半分で開始 | セミファイナルの成績 | 合計 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| A | +400.0 | +200.0 | -80.0 | +120.0 | 進出 |
| B | +250.0 | +125.0 | +60.0 | +185.0 | 進出 |
| C | +100.0 | +50.0 | +120.0 | +170.0 | 進出 |
| D | +40.0 | +20.0 | -15.0 | +5.0 | 敗退 |
| E | -60.0 | -30.0 | +45.0 | +15.0 | 進出 |
| F | -120.0 | -60.0 | -130.0 | -190.0 | 敗退 |
レギュラーシーズン1位のAは、セミファイナルで−80.0と苦しみ、3位に下がりました。レギュラー5位だったEは、半分になった差を詰めて4位に入り、Dを抜いてファイナルに進みます。
計算してみる②:ファイナル
セミファイナルの合計を、さらに半分にしてファイナルを始めます。
| チーム | セミファイナルの合計 | 半分で開始 | ファイナルの成績 | 最終 |
|---|---|---|---|---|
| A | +120.0 | +60.0 | +70.0 | +130.0 |
| C | +170.0 | +85.0 | +20.0 | +105.0 |
| B | +185.0 | +92.5 | -50.0 | +42.5 |
| E | +15.0 | +7.5 | -40.0 | -32.5 |
ファイナルを1位で迎えたBは、ファイナルで−50.0。その間にAが+70.0を出して、最終的にAが優勝しました。レギュラーシーズンで積み上げたリードは2回の「半分」で小さくなり、最後は終盤の成績で決まった、という流れです。
1試合で、どれくらい動くのか
Mリーグは25,000点持ち・30,000点返し・ウマ10-30です。たとえば4チームの持ち点が45,000点・30,000点・17,000点・8,000点で終わると、ポイントは次のようになります(素点は「(最後の持ち点−25,000)÷1,000」、オカはトップ+15・ほか−5)。
| 着順 | 持ち点 | 素点 | ウマ | オカ | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1着 | 45,000 | +20.0 | +30 | +15 | +65.0 |
| 2着 | 30,000 | +5.0 | +10 | −5 | +10.0 |
| 3着 | 17,000 | −8.0 | −10 | −5 | -23.0 |
| 4着 | 8,000 | −17.0 | −30 | −5 | -52.0 |
トップとラスでは、この例でも1試合で100ポイント以上の差がつきます。セミファイナルやファイナルのように試合数が限られる段階では、半分になった差は数試合で十分ひっくり返る大きさです。ウマ・オカの仕組みは「ウマ・オカ入門」にあります。
なぜ半分にするのか
- 最後まで逆転の目を残す:レギュラーシーズンの差がそのままだと、終盤は順位がほぼ決まってしまう
- レギュラーシーズンの意味も残す:全部リセットすると、長いシーズンを1位で終えた意味が薄くなる。半分なら、上位で終えたチームが有利なまま始められる
半分持ち越しの仕組みは2019-20シーズンにセミファイナルが新しくできたときから続いています(歴史は「Mリーグの歴史」)。
仲間内の大会でも使える
半分持ち越しは、仲間内の大会にもそのまま使えます。予選を半分にして決勝を打てば、予選の頑張りを残しつつ、決勝で逆転の目も残ります。全部持ち越し・リセットとの比べ方は「仲間内の麻雀大会・リーグ戦の作り方」で、同じ結果を3つの方式で計算しています。
集計係の目線
半分にすると、ポイントに0.05のような細かい小数が出ることがあります。仲間内でまねるときは、小数をそのまま持つのか、切り捨てるのかを先に決めておきます。予選の通算は、まじゃすこの仲間ページにゲームを集めておけば自動で出るので、半分にして決勝の持ち点に足すだけです。
よくある質問
Q. ファイナルは何ポイント差なら逆転できますか?
A. 試合数と残りの試合でトップを取れるかしだいです。上の例のように、1試合でトップとラスに100ポイント以上の差がつくこともあるので、ファイナルの開始時に数十ポイント差なら、まだ十分に逆転の範囲です。
Q. 個人の成績(個人ランキング)も半分になりますか?
A. この記事で扱った「半分」は、チームの順位を決めるポイントの話です。個人の成績のまとめ方は、Mリーグの公式の発表で確かめてください。
まとめ
- Mリーグは、セミファイナルとファイナルの始めに、ポイントが半分になる
- 半分になるとチーム間の差も半分。終盤の数試合で逆転が起きやすい
- 1試合のトップとラスで100ポイント以上の差がつくこともある
- 仲間内の大会でも、半分持ち越しはそのまま使える
チームA〜Fと成績は、この記事のための架空の例です。半分持ち越しの仕組みはMリーグ公式とWikipedia「Mリーグ」で確かめた内容(このサイトの「Mリーグ2026-27 完全ガイド」と同じ)で、計算はすべて確かめました。2026年10月時点の内容です。
仲間内の大会も、半分持ち越しで盛り上げよう。
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